また作ってみる。
九州の肥薩線に大畑(おこば)という、鉄道ファンには有名な駅があるそうで。
蒸気機関車が全盛期、急峻な山を越える為に線路はループを描いて登ります。
しかし、蒸気を得るには水と燃料の石炭が必要で、山を登りきるには炭水車1つでは十分でない。
で、ループの途中に水と燃料の補給基地を作った。
それが、大畑ですね。
平坦な場所に加速路をもうける為に給炭所はスイッチバックで入線することになり、ループの中にスイッチバックという特異な構造になったそうで。
そういうわけで、もともと乗降客の為の駅ではないので交通の便は悪いし、廻りに民家は無い山の中の所謂秘境駅というわけです。
ネットを巡ってみると、資料になりそうなものが結構あります。
とりあえず、そのネットの写真を元にこんなもんだろうと寸法を割り出して、試作しました。
いつもの様に工作用紙を切り出して、木シートを細く切ったものを貼付けて木造っぽく作ります。
柱は1mmの角棒。
試作なので窓は付けません。
組み立てます。
工作用紙の地がむき出しの所は漆喰の白壁。
いつもの様に、適当に作ってるので、表の壁と裏の壁の寸法が違ってきちんとした長方形にはなってません。(^_^;)
屋根を組み付けてみます。
屋根は工作用紙の上にグリーンマックスの瓦プレートを貼付けて使おうと思うのですが、なんか品薄で入手が出来ません。
軒柱も1mmの角棒。
作ってみて、屋根の高さがいまいち低いのと、奥の建家がもう一間程長そうなので考慮してみたいと思います。

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